はじまり
忘れられない石との記憶
私が5歳の頃.
父が出張先でお土産を買ってきてくれました.
手渡してくれたのは、マゼンタ色のベルベット紐付き小袋でした.
いつもは紙袋に入ったお菓子を買ってきてくれることが多かったこともあり、
「何かとてつもなく特別なものが入っている」と感じたのを覚えています.
ワクワクしながら小袋を開けると、
中にはツヤツヤ輝く透明の石、濃淡が美しい紫色の石、
サクマのいちごミルクのような淡いピンク色の石が.
衝撃でした.
こんなにも美しくて可愛らしい石があるなんて!!!
石の名前なんてわからなかったけれど、一目惚れした瞬間.
その日から、石は大事な宝物になりました.
(そして、沼へとはまっていくことに..ゴニョゴニョ)